コチ
朝目覚めると少し喉が痛い。
エアコン効きすぎなバスのせいだよね・・・。
そして携帯を見ると7時頃ホステルのオーナーからチャイの準備が出来てるよとメッセージが届いてました。
やった~!
モーニングチャイ♡
もう9時半だけど(笑)
チェックインのサインをしてチャイを飲みながらオーナーは観光のオススメなどを地図と一緒に金額まで詳しく教えてくれました。
特に下調べもしていなかった私にはかなりありがたかったです。
その日は風邪気味なのとちょっと疲れてもいたので前日テイクアウトしたバッファローのサンドウィッチを食べ後は夕方近くまでのんびり。
それから港のほうへ行きボートツアーへ参加してみました。
150ルピーだったかな?
ツアーは添乗員が説明してくれるわけでもなくただ湾をぐるっと1周してくるだけ。
ちょうどサンセットの時間だったので船の上から夕日が綺麗に見えました。
乗っていたのは全てインド人のようでセルフィーを頼まれる。
毎度のことだからさすがに慣れたけど、知らない外人と写真撮って嬉しいの?
船を降りたらホステルに向かう途中のマーケットへ寄り道。
果物や野菜がメインみたいだけど魚や服やバッグなど色々売ってて歩いてるだけで楽しい。
携帯で動画を撮りながら歩くとみんな挨拶してくれたり、色んなリアクションしてくれておもしろかった。
サービス精神旺盛なのかただのカメラ好きなのか(笑)
翌日は7時にモーニングチャイをいただき、教えてもらったイドゥリの美味しいレストランへ。
初めて食べるイドゥリはもちもちしてて美味しかった!
お腹にも優しいとは聞いたけど一緒に食べるものが辛いので本当に優しいかは謎(笑)
ホステルに戻る途中正面の川向こうにたくさんのバナナとそれを運ぶ人達が見えたので行ってみました。
道いっぱいにバナナ、バナナ、バナナ!
歩きながら動画を撮るとまたカメラ好きな人が寄ってきました(笑)
ホステルでほんの少し休憩したらまた港のほうへ。
オーナーから教えてもらったローカル船(4ルピー!)でフォートコチへ向かいます。
地元の人達の足である船にはたくさんの人。
早めに乗車出来たので窓側に座ることが出来ました。
フォートコチへ着くと適当に歩き始めます。
オーナーから貰った地図でいくつかの見所を回ればいいかななんで適当に考えてました。
すると1台のリキシャが寄ってきます。
またいつものめんどくさいのだ!
そう思ったけど2時間ほど観光で回って50ルピーだと言うので乗ってみました。
運転手はなんかすごく調子いい感じの、まあ、よくいるインド人。
日本人の彼女がいると言ったけど彼女はまだ1度も帰ってこないとも・・・よくある話(笑)
最初に着いたのは生姜の工場。
生姜を天日干しして乾燥させて粉にするんだって。
生姜の匂いが漂う工場というか小屋を見学した後、2階のお土産屋さんへ。
まあ、そうなるよね。
生姜のコーヒー(これは美味しかった!)やらドライマンゴーやらを試食させられたと思ったら、今度は石鹸やらハーブのオイルやらと次々に色んな物が出てきました。
特に欲しい物もなかったので何も買わずに出てきたけど、ここが旅の最終地だったら生姜のコーヒーくらいは買ってたかも(値段次第で)。
そしてお次は共同洗濯場(?)へ。
パチーン!パチーン!と洗濯物を石に叩きつける音が響いてます。
そして干し場にはたくさんの洗濯物がゆらめいていました。
洗濯紐はココナッツを編んでものだそうで、太く編んだ2本の紐をよじってその間に洗濯物をはさんで吊るしてありました。
洗濯バサミいらず!
乾いた洗濯物にかけるアイロンは電気を使わないタイプ。
ココナッツの何か(忘れた)を燃やした物が中に収納されていました。
持たせてもらうとかなり重たい。
かなり重労働だと思うけどおばあさんは慣れた感じでシュシュッとアイロンがけしてました。
お次はお土産屋さんタイム。
なんかよくわからない仏像とか置物を見せられましたがいらないと言うとお店の人怒り気味。
怒られてもいらない物はいらないよね?
さっさと出てくると運転手は5分でいいから店内を見てくれと言うので、私が買い物するとあなたにいくら入るの?と聞いてみました。
100ルピーにつき4ルピー貰えるそうです。
そして何も買わなくても燃料のクーポンが貰えるんだとか。
買い物はする気がないので手伝えないけど5分店内を見て回るくらいなら出来るので手伝うことに。
ほとんどの店で英語がわからない日本人を貫き、簡単な単語をオウム返しするだけで出てきました(笑)
その後古い教会や博物館などに立ち寄ったのですが博物館への入館料(5ルピー)まで払ってくれて(後で返した)儲けなくなるじゃんとか思った。
そしてリキシャはフォートコチのかなり南の方の人が通らないような所へ。
運転手口説きにかかってきました。
めんどい・・・。
めんどいのでお腹すいた、魚が食べたいを連呼すると地元の人しかいない辺りのレストランに見えないレストランに連れて行ってくれました。
ここで食べた物は全て美味しくて大満足!
お魚大好きだ~♡
支払いの前に高いのかなとドキドキしたけど運転手がもし私がお金を払ったらキスするとか訳のわからないこと言うので奢ってもらった(800ルピー)。
その後も教会とかお土産屋さんとか回ってたんですが、トイレに行きたくなってそう伝えると1件のカフェに寄ってくれました。
カフェでトイレに入ると鼻にイヤな感じが。
インドに来て2度目ののぼせから来る鼻血。
暑かったからなぁ。
鼻をティッシュで押さえながらトイレから出てきた私を見て運転手はビックリ。
カフェの方に氷を貰って首の後ろを冷やしました。
落ち着いてみるとパンのいい匂い。
クロワッサン(10ルピー)を2つ買いました。
運転手がお茶してこうぜと言うのでチャイとパイナップルのタルトを注文。
タルトはすごく美味しくて運転手の好物らしく半分以上彼が食べました(笑)
そうこうしてるうちに夕方が近付き、2時間のはずが7時間この運転手と遊んでたみたい。
船乗り場で昼食代半分出そうと思ったら手持ちがなく200ルピー払ってさようなら。
完全に彼は赤字だけど口説きにかかった時に腕とか足触ってきたから触り賃(安っ)ってことで。
「君も明日には僕のこと忘れるんだろう?」
そう言ってた彼は毎日メッセージ送ってくるので忘れられません(笑)
口説いたりとかは面倒だったけど楽しかった。